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 このページは、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」におけるリサーチ・フォーカス「横断するポピュラー・カルチャー」研究プロジェクトの活動と、文学研究科「国際現代文化研究ハブ」に関する情報をお知らせします。

セミナー 星野智幸さんをお招きして

グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」
「コンフリクトの人文学」セミナー 第74回

「ことばから世界へ~星野文学から考える集団性」

ゲスト講師:星野智幸(小説家)

日時 10月1日(土)14:00~19:00頃まで
会場 大阪大学豊中キャンパス スチューデントコモンズ開放型セミナー室
http://www.cep.osaka-u.ac.jp/about_center/stucomintor※教育研究棟1階のスペースです。一面がガラス張りになっており、外から内部の様子が見えるようになっています。場所については、上記リンク先を参照ください。

参加は無料です。
申し込みは、メールにて、crossing-popularculture(@マーク)let.osaka-u.ac.jp(古川)まで、お願いします。



“なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった俺は、気付いたら別の俺になっていた。上司も俺だし母親も俺、俺ではない俺、俺たち俺俺。俺でありすぎてもう何が何だかわからない。電源オフだ、オフ。壊れちまう。増殖していく俺に耐えきれず右往左往する俺同士はやがて――。現代社会で個人が生きる意味を突きつける衝撃的問題作!”(新潮社サイトより)

第5回大江健三郎賞を受賞した話題作『俺俺』を、私はどう読むか――。作者の星野智幸さんをお迎えして、様々な領域/立場の研究者がそれぞれの「読み」を紹介、議論します。
事前申し込みは必要ですが、『俺俺』をお読みになった方なら、どなたでもご参加いただけます。



【第一部】
各コメンテーターが20分程度ずつ、それぞれの読みを紹介し、星野さんを交え討論します。
司会:シン・ジョンミョン(現代文学研究/大阪大学大学院文学研究科)
パネリスト:
辻大介(コミュニケーション社会学/大阪大学人間科学研究科准教授)
渡邊太(社会学・社会運動/コモンズ大学)
黛友明(民俗学/大阪大学大学院文学研究科)

【第二部】
全体討論の時間です。コメンテーターは、討論の口火を切る役割として設定しています。
司会:冨山一郎(大阪大学文学研究科教授)
コメント:
東園子(大阪大学人間科学研究科助教)
久保田裕之(大阪大学人間科学研究科助教)
古川岳志(GCOE特任助教)


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ゲスト講師紹介:星野智幸(小説家)→ご本人のブログ
1965年ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、新聞記者をへて、メキシコに留学。1997年「最後の吐息」で文藝賞を受賞。2000年「目覚めよと人魚は歌う」で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞を受賞した。著書に『ロンリー・ハーツ・キラー』『アルカロイド・ラヴァーズ』『われら猫の子』『植物診断室』『無間道』『水族』などがある。(新潮社サイトより)
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星野智幸さんインタビューhttp://book.asahi.com/clip/TKY201105100330.html

企画:大阪大学GCOE『コンフリクトの人文学国際研究教育拠点』「横断するポピュラーカルチャー」研究プロジェクト http://yokopo-osakauniv.blogspot.com/
お問い合わせ:crossing-popularcultureアットマークlet.osaka-u.ac.jp (古川)

広報用チラシはこちら→:http://www.geocities.jp/yokopo1234/dp/20111001seminar.pdf

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