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 このページは、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」におけるリサーチ・フォーカス「横断するポピュラー・カルチャー」研究プロジェクトの活動と、文学研究科「国際現代文化研究ハブ」に関する情報をお知らせします。

セミナー 大月隆寛さんをお招きして

グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」
「コンフリクトの人文学」セミナー 第73回

「“民俗学的知性”とは何か」


講師:大月隆寛(民俗学者・札幌国際大学教授)


日時 9月19日(月・祝)15:00~17:00
会場 大阪大学豊中キャンパス スチューデントコモンズ開放型セミナー室
参加 無料、事前申し込み不要

チラシは、こちら→http://gcoe.hus.osaka-u.ac.jp/110919seminar.pdf

講師の大月隆寛さんは、地方競馬の現場や近現代史、マンガ、マスメディア言説の状況などなど、様々なジャンルをフィールドにして活躍されてきました。ど のようなテーマを語るときにも、一貫して「民俗学者」の肩書きを意識的に明示されてきたことでも知られています。一方で、民俗学という学問の現状へは厳し い批判の目をむけてこられました。

文化をテーマにする学問分野が数ある中で、あえて民俗学という学問を選択されてきたのは、どうしてなのか?
大月さんの 考える「民俗学的知性」とは、どのような知の在り方、あるいは身構えを意味するのか?
セミナーでは、大月さんのお話を伺いながら、ともに考え語り合います。

民俗学に、あるいは、広く文化に関する学問に関心のある皆さん。また、競馬やマンガなど、大月さんがこれまで対象とされてきたフィールドに関心のある皆さんの参加をお待ちしております。

※大月さんがお書きになった論文(「民俗学的思考の来歴・覚え書き~「現代民俗学のための、迂遠な考察」『札幌国際大学紀要』Vol41,2010)を、 当日の議論のための参考資料としたいと考えています。ご本人のブログから読めますので、ぜひ、一読の上、ご参加ください。
→論文アドレス http://d.hatena.ne.jp/king-biscuit/20100211/p1

講師紹介:大月隆寛(札幌国際大学教授)
民俗学者。国立歴史民俗博物館助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、2007年より現職。著書に、『厩舎物語』1990、『民俗学と いう不幸』1992、『無法松の影』1995、『歴史の消息について <いま・ここ>からの「歴史」を考える』1995、『あたしの民主主義』2000、『うまやもん―変わりゆくニッポン競馬の現場』2004、 『全身民俗学者』2004など多数。また、『BSマンガ夜話』(NHKBS不定期放送)の司会者としても知られる。

司会:古川岳志(大阪大学GCOE特任助教)
コメンテーター:川村邦光(大阪大学文学部教授)

詳細は、 crossing-popularculture(@マーク)let.osaka-u.ac.jp(担当・古川)まで。

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