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 このページは、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」におけるリサーチ・フォーカス「横断するポピュラー・カルチャー」研究プロジェクトの活動と、文学研究科「国際現代文化研究ハブ」に関する情報をお知らせします。

横ポゼミ(論集編集会議)のお知らせ

横ポゼミ(論集編集会議)のお知らせ
次回のヨコポゼミは、論集編集会議です。

2011年12月4日(日)
13:00-16:00
@大阪大学大学院文学研究科美学棟4階メディアラボ
担当 真鍋昌賢、太田健二、渡邊太(それぞれの研究テーマから)

原則、クローズドの研究会です。これまでの参加者、あるいは、文学研究科・人間科学研究科関係者以外で、新規に参加希望の方は、古川までご連絡ください。

セミナー 「地方におけるポピュリズムの台頭と有権者の意識」

グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」
「コンフリクトの人文学」セミナー 第80回

「地方におけるポピュリズムの台頭と有権者の意識」

講師:松谷満さん (社会学者・中京大学准教授)

日時:2011年12月2日(金)17:00~19:00
会場:大阪大学豊中キャンパス
文系総合研究棟3階L4講義室

アクセスマップはこちら:(pdfファイル)
http://www.let.osaka-u.ac.jp/crossing-popularculture/map_bunkei.pdf

どなたでもご自由に参加いただけます・事前申し込み不用・参加無料

◇メディアを活用しての大衆的人気を背景に、選挙を勝ち抜き、強い権力を得る―。そのような政治家の「活躍」が、2000年代以降の地方政治では特に目立つようになりました。石原慎太郎氏(東京都知事)、河村たかし氏(名古屋市長)、そして大阪の橋下徹氏(前府知事・11月16日現在)などが、その代表でしょう。彼らの人気は、有権者のどのような意識によって支えられているのでしょうか。講師の松谷満さんは、計量調査の手法を用いて、ポピュリズム政治の構造を解き明かそうと奮闘している気鋭の社会学者です。今回は、2009年に実施した、東京と大阪での世論調査の分析に基づいたお話をしていただきます。

◇まさに典型的なポピュリズム選挙となっている「大阪府知事・市長」W選挙(企画時点では「結果」は不明ですが)。その直後の大阪で、ポピュリズム政治の現状、その問題について、また、政治と「ポピュラーなるもの」の関わりについて、皆で討議できる機会になればと考えています。

◇幅広く関心のある方の参加をお待ちしております。


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講師紹介:松谷満(中京大学准教授)
専門は、政治社会学、社会意識論。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。主著に、「底辺民主主義の蹉跌―2004年市長選の投票行動」(久保田滋ほか編『再帰的近代の政治社会学』2008ミネルヴァ書房)、「ポピュリズム 石原・橋下知事を支持する人々の特徴とは何か?」(田辺俊介編『外国人へのまなざしと政治意識』2010勁草書房)など。本年は、雑誌『SIGHT』48号(ロッキング・オン発行)や『世界』4月号(岩波書店発行)などに、ポピュリズムに関する調査論文を発表している。
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司会:古川岳志(大阪大学GCOE特任助教)
企画:大阪大学GCOE『コンフリクトの人文学国際研究教育拠点』「横断するポピュラーカルチャー」研究プロジェクト http://yokopo-osakauniv.blogspot.com/
お問い合わせ:crossing-popularculture(アットマーク)let.osaka-u.ac.jp (古川)

広報用チラシはこちら→:http://www.geocities.jp/yokopo1234/20111202seminar.pdf

共有の空間をつくる実験 『「ちっちゃい火」を囲む 』

大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学」参加型公開研究イベント

共有の空間をつくる実験 『「ちっちゃい火」を囲む 』

URL:: http://chibihi.blogspot.com/

異なる立場のひとが居合わせ、火を囲んで同じ時間を共有する。
そのための場をしつらえ、暖をとり、お茶や食べ物を味わいながらゆっくりと過ごす時間――共有空間の実験

◎開催情報
日時:2011年 11月 25日(金)13:00~21:00
(下段に、事前「支度の日」も呼びかけています)

場所:大阪大学豊中キャンパス浪高庭園<図書館正門前>
事前申込不要/持ち寄り/カンパ制/出入自由/my食器歓迎
ゲスト(11/25予定):小山田 徹 美術家/風景収集狂者/京都市立芸術大学

*学内外問わずどなたでも、どの時間帯からでもご参加ください。
*飲食はカンパ制で、焼きたいもの、ふるまいたいもの持ち寄り大歓迎です。
*屋外行事のため、充分な防寒の上お越しください。(採暖室有)
*大雨の場合は室内で過ごすなど当日決定の予定です。

◎アクセス
阪急電車宝塚線、石橋駅(急行停車)下車東へ徒歩約15分
大阪モノレール柴原駅下車 徒歩約10分
*ホームページとチラシ(B4版)に地図を掲載しています。
《詳しくは http://chibihi.blogspot.com をご覧ください》

◎当日の流れ
13:00頃〜、焚き火の支度からはじめます。(設置、薪割り、ぱんづくりなど)
その後、美術家小山田徹さんの作品「ちっちゃい火」を囲みながら過ごします。
時間の許す方は片付けも一緒にお願いします。

◎開催趣旨
わたしたちが暮らしている学校という場所は、 ふだんはその活動が専門や所属、身分などによって分かれています。この公開研究イベントでは、「日常の垣根を越えた出会いから新たに社会を発見する」というテーマで、美術家・小山田徹さんの作品『ちっちゃい火』を囲みながら、おしゃべりや珈琲を楽しみたいと考えています。キャンパス内の公園で、異なる立場のひとが居合わせ、火を囲んで同じ時間を共有する―そのとき、新しく描き直された日常や社会が、あしもとにやってきているかもしれません。そんなこころみの時間をご一緒しませんか?

《ゲスト PROFILE》 11/25 参加予定
小山田徹 こやまだ とおる 美術家/風景収集狂者/京都市立芸術大学

84年、友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。
ダムタイプの活動と平行して90年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」などの企画を行うほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。
現在はそれらの活動を通じてさまざまな共有空間の開発を行なっている。